穴あきPC板合成床の重量床衝撃音性能は、「穴あきPC板合成床工法音響性能研究委員会(委員長:
日本大学井上勝夫教授期間:平成13年7月〜14年3月)」で、数々のデータが測定、解析、検証されました。
その結果、穴あきPC板合成床は、等価厚が同じとなる一体打ちの床スラブや、矩形ボイドスラブと同等の重量床衝撃音
遮断性能があることが確認されました。
更に、インピーダンス上も、穴あきPC板合成床は「住宅の品質確保の促進等に関する法律、評価方法基準、音環境に
関すること」の中での、「一体として振動する床構造」であるということが確認されました。この結果は、国土交通省
所管の「遮音性能WG」でも検討され、「音に関する評価方法基準」に、「その他一体として振動する床構造」の一つとして、
扱われることになりました。
重量床衝撃音レベル性能
穴あきPC板合成床の重量床衝撃音レベル測定値は以下の通りですが、これらの数値はスパン、スラブ拘束条件、室面積、天井高さ、
室内吸音性能等の違いによって変動しますので、一応の目安としてご利用下さい。